営業職を退職してから転職活動を始めるまでの結果とこれから―退職してから4日目までの生活―

某日、退職した。

 

自分は転勤者であり会社にマンションの居住費を支給されているため、退職と同時に住んでいるマンションから出て行かないといけない。よって、退職日当日は引っ越し作業と上司を交えたマンションの部屋の立ち会い等でほぼ一日は終わった。

 

正直、引っ越しはやっかいだった。退職したのだから地元に帰ろうと当初は考えていた。しかし、地元にいる新卒の頃から付き合ってきた彼女から先日、別れを告げられたことがきっかけで地元に戻らないことを決めた。

 

転職活動は1度経験しているが、精神的にこたえるし、本来心を強くもっていないといけないものである。失恋のおかけで転職活動はますます難しいものになるだろう。

 

大学生の就職活動は世間的にも話題になるが、転職活動はと言うとそうでもない。でも転職活動のほうが間違いなく大変だし、そして孤独である。特に無職になってからは。

 

"退職した"という事実がのしかかる

退職後1日目

退社、つまり無職になって1日目。

 

この日は郵便物の転送届をするため、郵便局にいった。会社から離職票と給料明細が届くことになっているが、新しい住所を心理的に辞めた会社に教えたくないため、旧住所に送ってもらい、転送されて受け取ることにした。

 

その後、会社の近くのコンビニでいつも話しかけてくれた顔なじみのおばちゃんに会いにいった。3月上旬のことだが、朝東京にいる部長から電話がかかってきて、今すぐ家に帰って週明けに辞表を持ってこいと言われた。

 

その経緯は後ほど記載するが、当時その足でいつものコンビニに向かい朝からビールを買った。当然おばちゃんはびっくりしていた。

 

いつもスーツ姿でサンドイッチやタバコにコーヒー等を買っている人が朝からビールをレジに置くのだから。素直に事情を話すとおばちゃんは手を握りながら励ましてくれた。

 

僕はコンビニのレジで泣いてしまった

 

ハローワークと大手転職サイトを使った転職

退職後2日目

退職前から少しずつ転職活動自体は始めていた。ハローワークから求人紹介の案内が届いていたため、ハローワークに行った。

 

ハローワークでは、自分で求人検索して応募する他に、今回のように募集内容と求職者が大方マッチングしているとみた場合、ハローワークのほうから求人票を送ってくる。ただし、転職サイトと違って面倒なのは、応募に必要な紹介状の発行にわざわざハローワークまで行かないといけないこと。

 

また、転職サイトの場合は職歴書にあたるものを転職サイトに掲載しているが、ハローワークの応募はその都度、郵送で履歴書と職歴書を送らなければならないため履歴書を書く手間が増える。そのため、前回の転職活動時にはハローワークからの応募は数件にとどまった。

 

とはいえ、応募を決めた以上はまずは書類を作成しなければならない。応募書類は面接に進めるかどうかを分けるもので重要であるのは間違いない。これが結構な手間である。

 

何もやる気が起きず、振り返る日々

退職後3日目

この日は丸一日無気力だった。情けないが振られた子のことばかりを考えていた。近所に広い公園を見つけたので、最近気候もいいし、2人で公園デートしたいなどとどうしようもないことばかり考えていた。

 

さて、ここでは一応転職活動を主に記載していくことにしているので、直近でやらなければいけないことをまとめようと思う。

 

まず、方向性を決める。

 

31歳なので、未経験職への応募は難しいが、本当にこれから先も営業をしたいのか、同じような業界で働きたいのか。いろんな仕事を調べて考えないといけない。そのためにも、同時進行で『リクナビNEXT』や『エン・ジャパン』など転職サイトの職歴欄を更新し、多くの求人を閲覧することも必要。

 

職歴欄を更新するとは、いわゆる職務経歴書を書くのと同じ作業である。

 

職務経歴書を書くこととはつまり、過去を振り返る作業である。何にとりくんで、どういう成果をだしたかをPRするものだから。これが大変だ。

 

退職を決めたきっかけとこれから

退職後4日目

忘れ物をとりに引っ越し前の部屋に12時に行った。

 

思ったとおりの場所にあったが、ほかにもいろいろと忘れ物が見つかり、手持ちのバックがいっぱいになってしまった。自分が悪いのだけど引っ越し業者も一言言ってほしいと思う。

 

その後、自動車教習所にいき6回目のペーパードライバー講習を受けた。

 

じつは会社を辞めたきっかけの1つで、東京の部長から今すぐ帰って翌週に辞表をかいてこいと言われたのが、自動車事故である。11月、1月、2月と3回の自動車事故を起こした。不注意だと部長には怒られたが、注意はしている。

 

そう、運転技術がないのだ。

 

平成19年10月に免許をとってからまともに運転したのは23歳ごろに2回。7年間ほぼ運転していないのだから、集中的に教習所に通っている学生が公道で運転するほうがよっぽどましだと思う。今後、営業職でやっていくか迷うのは車の運転の事が大きい。

 

今後も車の運転のある営業職をやっていけるのだろうか。